昔昔の思い出話
昔昔の思い出ばなし1
1977年頃テレビで音楽番組が盛んな頃某テレビ局の音楽祭が日本武道館で行われました。私は当時の今は、もうありませんが 高橋達也と東京ユニオンと言うビッグ・バンドで演奏していて、その音楽祭に参加していました。生放送で本番が始まり、内藤やす子さんの曲の時だったと思いますが、高橋さんがタクトを振り下ろしたので、一小節めを吹いたら、4人いるトランペットセクションの中で私だけ吹いていました。一瞬うあー飛び出してしまったと思い血の気が引きました、そしたら2小節めから外の3人も吹き始めました。武道館の大舞台で予期せぬソロを吹いてしまいました。これには後日談があって、私はトランペットセクションの3rdを吹いていました。フレーズはユニゾンで3rdはオクターブ下でした。その時に2ndパートを吹いていた人からオクターブ上げれば良かったじゃんと言われお前達はミスをしたんだぞとむっとなった事を思い出します。
この時もう一つエピソード
途中でトイレに行きたくなりましたが、生放送で休憩はない又、この時の舞台装置は、7段位のひな壇で、トランペットは一番上段でした。もうとても我慢できなくて、コマーシャルに入った時に恥も外聞もなく、他の楽器の人の間を抜けてトイレに駆け込んだ。思い出が在ります。
この時も外の演奏者に、嫌みを言われました。この時から。どんな短いステージでも、トイレに行きたくなくても必ず直前にトイレに行く様になりました。