鈴木基治 若き日のtrumpet日記




若き日のtrumpet日記
1967,7月1日  
v,bach,初めて吹いてみる、良い楽器だ、音程も良い、でも2年間のブランクは痛い。今のところ
 歯が治るまで、お預けだ、人の言う話だと、歯を治すともうだめだとか、でも自分で追求してみな
 ければ、歯なんか何本折れようとも、
今のところ毎日30分ぐらいのバズイングを、何とかして、やりたい、それと、朝の体操は続ける。
 今現在健康状態良好。
1967年8月28日
練習に入る、ロングトーンを、あまり出来ない、当面Gのロングトーンそれにともなって、レベル
 にあわせて、の音のムラ、アタック、アーティキレーション等。
1967年8月29日
まずロングトーン、かすれる、上唇、1、下唇、2、ぐらいの割合が、今のところ、1番良い、あまり
 下が多くてもだめ、出だしが高く、その後低くなる。
なれてきたせいか、楽に音が出せる。
1967年8月30日
ロングトーンの際のかすれ(ブレ)がなくなった。原因はわからない。
上歯の、支点を動かすクセが直らない。先輩の影響が大きい。
僕の場合、下唇が、大きく振動しているようだ。
1967年9月5日
音の調節、喉の開き具合、ベルが、少し上に向くような首の角度が、一番空気がスムーズに行
 く様な感じ。
1967年9月6日
音を出した後の舌に、圧力を感じる、舌の、置き場が、まだ良く飲み込めない。
1967年9月7日
9月5日の、首の角度、ずーと吹いていると疲れを感じる、痛い。両腕の圧力を強く感じる。
1967年9月10日
楽器の、なり(鳴り、レスポンス)について、フォルテだと、楽器全体が響いている様な感じ、
でも練習の最初は、フォルテではだめ、鳴りが少しわかってきた。ダイナミックス<>の練習で、
 音程が変わる。
1967年9月11日
唇に負担をかけまいとすると、唇が震える、しかしこの、震えるところが一番楽だ、
下唇が、完全に振動している所を忘れるな、そのほうが唇に負担が加わらない。
1967年9月12日
音を出した後の、舌の位置、低い音の場合、口の下方に、平たくと、言うことだが、先端は、下
 歯の後ろにつく時が、一番楽なようだ。
下歯の後ろにつけておかないと、張力(引っ張られる感じ)を感じる。
◎ビルボードマーチを吹いてみた、音はすらすら出る、ハイトーンの鳴りも今まででは、感じられ
 なかった抜け方をする、(v,BACH)
たのもしい奴だ、
ダイナミクス、ディクレッシエンド、で音量を下げても、気をゆるめてはいけない。
◎掃除済み(楽器)
1967年9月13日
練習場の、近所の人にどなられた、なにくそ
ファーストデビジョンメソッドには、関心のある項目がいくつかあった。
これもやれるな、
F#の音程がちょっと取りにくい、<>ダイナミックス、出来ない、難しい、
下歯の圧力を多く感じる様になるので、注意すべし。
1967年9月14日(木)
ロングトーン良く響かせた音だと10秒がやっとだ、ボリュームを下げると、少しは長く続くが、あ
 まり感心しない、
唇を作るためには、ひびかせなくても良いのだろうか?
HERNALSのマウスピース、カットして視覚器にした。
視覚器(マウスピースを輪切りにして、マウスピースの中の唇の状態を観察する器具のこと)
1967年9月15日(金)
ロングトーンのコントロール、首の角度、?呼吸をもっと研究しろ。
1967年9月16日(土)
唇にあまり負担をかけない、日常的な事でも、熱いお茶とか、インスタントラーメンを、
鍋で煮て鍋のまま口につけてスープを飲むとか
をしない。後寒いときのリップクリームの塗りすぎとか。相変わらずふるえは止まらない。
1967年9月17日(日)
ふるえはとまらない、ロングトーンを、うんと長くすると、唇を潤していた唾液が、乾いて音がか
 すれる。

1967年9月18日(月)
ブレスの仕方を、もっと研究しなくては、今のところ、不規則のようよ。
1967年9月19日
教則本のレコード例の説明に、そのレコード例によって、正しいピッチの聞き取りということがあ
 った、
そうだよ、何のためにレコードが付いていると思っているんだよ、馬鹿、テープに録音してやって
 み!
1967年9月23日(土)
先輩と話して、そのテープのこと、また認識、それと、僕の音の中に、悪い吹き方の先輩の、
音と同じ要素が含まれるとの、アドバイスを受けた、
何がそう聞かせるのか、追求しなくては。
1967年9月25日(月)
テープ学習、本格的に入る、レベルのほうは、性能が悪いので、ちょっと利用できない、
音の震えが気になる、このレコーダーでは、響いている音と、そうでない音の聞き分けが出来な
 い。
ダイナミックスをつけるとき、ピアニシモにして、デクレッシエンドすると、音がかすれる。
呼吸がまだ、完全でない。テープで聞くと、ロングトーンの際、唇だけの振動でなく、空気柱の、
 振動による、震えがある、
1967年9月27日(水)
音を響かせると、歯に振動する。
1967年9月28日(木)
ダイナミックスの練習で、ピアニシモにすると、ピッチが上がる。
テープにとってみて、解った。
1967年9月30日(土)
trumpetの練習をしていて、体力をつくずく感じる、要するにもっと運動をしなくては、トレパン買
 うか
1967年10月4日
”良く響きわたる品の良い音を作る”
      抜ける
呼吸の関係か抜けない、? またどんな音が抜けているのか、自分でも、まだわからない。
先輩の音とくらべて、自分の音は硬いように思う、
その、抜けないって言う原因が、まだ楽器のせいなのか、唇のせいなのか、?
まだ初めて1ヶ月ぐらいなので、はっきり言えないだろう、
毎日の練習に、響きわたる音を作る努力をするべき、毎日怠りなく。 まだまだ。
規則的な呼吸が、まだ出来ない、エチュードのフレージングをどんな風にブレスするか、毎日の
 練習にも、習慣づけなくてはなるまい。
バズイングの方を(マウスピースのみ)録音してみたら、実際の音と変わらないように、聞こえて
 きた。
そう、バズイングで抜けている、いや、良く響いていれば、実際の楽器の方でも、抜けるかもし
 れない。
trumpetの、振動の源は、マウスピースだから、マウスピースの、内径を、清潔にする事は必須
 のことだ。
バズイング(マウスピース)のロングトーンは、最後、ウイ、、、って言うように、高揚する。
1967年10月6日
響く響くって事にこだわっていたら、今度はPがきかなくなってきた。
唇のためには、最初「から、FFはよくないらしい。
1967年10月7日
テープレコーダーの、レベルを見ながら、ロングトーンをやったら、自分では、音が出ていると、
 思った音でも、レベルがあまりあがらない、これは、抜けているとか、抜けていないの問題に関
 係があるのか?疑問を感じる、レベルはどんなときに反応するのか知りたい、
テープレコーダーについても勉強の必要性を感じる。
レベルの上がりやすい音、ミドルC,B,Bb,G、あがりにくい音、G#,A,F#,F,E,Eb,D,C#,ローC
音が低くなると、抜けにくくなるのかな?。
◎ベルトを緩めると、呼吸が少し楽になる。
1967年10月8日
  風邪のため、口の中が乾いて音が続かない。
1967年10月9日
  昨日より調子が良い、
  ppの事だけど、最初からppは無理のようだ。mfぐらいが一番良いようだ。
  それとブレスについては、ブレスの練習の場合を除いて、音を抜かせるんだったら、1音1音
 ブレスして、
  全息を吹き込むと良いようだ
1967年10月10日体育の日 
何やってんだ、30分ぐらいしか、練習できなかったではないか。
そんな事じゃだめだな、でも、音の出はよかった見たい、時間が少ないからだよ。

1967年10月12日
ハイGから、ハイCに吹きあげるときの、アタックミス、これを、防ぐには、空気の圧力であげるっ
 てのが、
良くわかった。
音によってのアタックする、アンブシュアと、圧力(エアー)の関係を、良く体得しなくてはだめ
 だ。
1967年10月14日
ロングトーンをやると、口の中のしめりが乾く、健康状態に関係?
まずいな、もっとmiddle octaveをしっかり、固めよう・
1967年8月27日に、松本文雄氏(trumpet,)
に、サインを、いただいた。
1967年10月17日(火)
圧力を加えないで音を出す研究、途中で1回、抜けたって感じがあった。
圧力のこと、先輩に、ちょっと言われた。
現在の練習で、圧力が少し加わりすぎだってのは、解った。
でも、いますぐ下げれるもんじゃない。
いつも、圧力のことを、頭に入れておこう。
それと、PPをきかせること。
1967年10月18日(水)
唇の圧力を抜くことを考えたら、少し楽に音が出るようになった様な気がする。
1967年10月20日(金)
エチュードをあまりやれない、
アタックが思うように行かない。
スタッカートが全然音にならない。
1967年10月21日(土)
疲れのせいか、PPがきかない、だいいち音を出そうとすると、(押し付けないで)ドララーってな
 ってしまう。
唇が弱っているのかな。

1967年10月22日(日)
昨日と違って音はドララーとはならない。でも、前にあった様な唇のけいれん(唇だけじゃないか
 もしれない)が起きた。
これは、ここ数日、音を圧力をかけないで出そうとして、ロングトーンが、あまりできなかったせ
 いか、?
曲を吹こうとしたら、ATACKがわるくて全然ふけない。
リップフレキシビリテーが全然なってない。
リップの練習を全然してないからな。
そして、また、曲を吹いてみた、でも、普段ロングトーンをやらなかった音を吹くと、やっぱりでな
 い、
押し付けているのが解る。駄目だな、あせらない事だ。
それと、喉が痛くなった。体の調子のせいか、
ロングトーンを前の日にやらなかったのがこたえるのかな?
trumpetクリニックより
◎ふくらんだほっぺた、
1、高音に吹き上げるのに、ほっぺたを、ふくらませたほうが良い人。
2、低音に吹き下げるのに、ほっぺたを、ふくらませたほうが良い人。
3、音階全体を演奏するのに、ほっぺたをふくらませたほう良い人。

高音部演奏時の注意。
高音部の演奏時には、中音部より、2倍3倍の空気圧が必要。
舌の高さが、アーチ型になり、上あごに、より近づくため、
細い場所を、無理に空気を、通すため、多くの空気量が必要になるのです。

ビブラートについて。
横隔膜、呼吸および喉による方法。
この方法は、空気の流れが、唇から出るとき、その空気の流れに、波ができて、ビブラートを発
 生するもので、
音楽的には、楽器の場合、良くないと思います。
ヘッドビブラート、顎によるビブラート。
この方法は良くない、
又、舌による、ビブラートがあり、この方法は楽しく聞くことができる演奏ですが、
長時間やっていると、クセが直らなくなることがある。

手による(ハンドビブラート)
この方法が、正しい理解と、練習のよって、行われると、大変良い演奏ができる。
1967年10月23日
今日は、昨日の無理がたたってか、唇の裏の歯のあとが、深くなり、ちょっと痛い
これ以上の練習は、唇によくなさそうなので、中断。毎日少しづつ、この歯のあとを、
回復させるようにしなくては。
この、約2ヶ月間の練習の中で始めてのことだ。
まったく、頭にくるな、ギー
1967年10月24日
昨日の無理を、カバーするべく、ロートーン、1オクターブ内だけ、
ロングトーンをした。
昨日のことから考えて、トランペットの音域は、普通2オクターブ半。音にして、
30ぐらい、これだけの音のひとつひとつも、舌の形、(シラブル、トォー、トゥー、トィー)この感じを
 つかみたい。
それと、唇の筋肉の張り具合と、楽器の傾き、
圧力を抜くことは、いつも頭にいれておく。
空気圧の具合、それらの30をマスターすれば、いいわけだ。
それに、ともなっての、音の鳴り(レスポンス)もあるだろう、そう、
高音域になっても、音の線が細くならない、ような、低音域と、
同じような、幅がほしい。
最近テープ学習が、あまりできない。
1967年10月27日
日野皓正氏の演奏、初めて見た。ほほをすごく膨らませるんだな。
今日の練習で、歯の外の、唇のほうに、空気が、出る。
ちきしょう、歯の間から出るのかな。
練習のときの、半音階で、おりてきて、モヤモヤってやるのは止めよう。
いつも、すべての音が、自分のコントロール内に、あるべきだ。
圧力を加えないでPPで、演奏するには、積み重ねられた、練習が、
必要である、よって、圧力を、加えないでmfぐらいから、練習すべきではないかい。そう
◎一日の練習において、圧力をかけないで、音を出す練習、これが大半を占めては、
いけないみたいだ、その練習には、全神経を集中して、圧力を抜き、リラックスした音を、
作るべきだ。
その他の、大半を、ロングトーン、これは、ある程度圧力のことを抜きにして、
越えなくてはならない、試練ではないかな。
◎ロングトーン中、舌のアーチを高くすると、音程が少し上がる。
1967年10月28日
舌突き、僕の場合、上歯と下歯が食い違っている。
舌が、歯から、外れて、歯と歯の間から出てしまう。
これは、習慣になってしまっていたらしい。
でも、いつも、気をつけよう。
そう舌突きが、今まで大分硬かったような気がする。
舌突き、何処で、突くかの研究が必要だな。
感情の変化に、伴って、いろんな舌突きが、存在するかも知れない。
圧力のことと、舌突きの事、いつも考えよ。
1967年10月29日
舌つきと、JAZZ学校で言われた、口の周りの筋肉の事、何か関係がありそう、
舌のことばかり、気にしていると、圧力の事がおろそかになる、
最近舌つきの、練習が全然できない。
1967年10月30日
舌突きの事と、アンブシュアの圧力の事、両方が気にかかっていると、
今まで以上に、発音が困難になる、
舌突きのための練習の場合は、圧力をある程度犠牲にしないと、
駄目じゃないかな、どっちかを、頭にいれて、練習したほうが良いみたい。
でも、全体としての、発音は、以前より、大分楽になったみたいだ。
middie octaveの演奏が、比較的容易になった。
でもまだ、high octave 全然音にならない。
あまりあせらないことだな。
1967年10月31日
舌の先端の位置について、
上の歯の裏辺りが、mfぐらいの普通のタンギングでどうかと思う、
スタッカートだと、舌が上の歯と下の歯の間になってしまう、
これでいいものか、疑問だ。
1967年11月1日
友人のソロを聞いた、(演奏会において)初めて聞いた。
音に、無理がないような気がする。
中山先生の、文献によると、舌突きは、上歯の先端、また、ダイナミックスによって、
その位置が変わっても良いそうだ。
それで良いような、気がする、音に、出だしのふくらみが、あるかな僕の場合。
1967年11月4日
Pの、middleGが、まだ、かすれる、完全に、唇が振動しない。
おとといあたり、調子が、良かったような気がしたんだけど。
昨日のロングトーン不足かな、
◎曲を、吹いてみて、アタックの悪さがーーーーーー。
それはタンギングの問題だ、もっと研究しなくては。
肩に力が入るのか、肩が痛い。
1967年11月5日
疲れているのかな、全然鳴らない、体の調子も悪い。
1967年11月6日
唇にストローをくわえて、それを押しつぶす様な気持ち、そんなのが、いままでの、
アンブシュアに、おろそかになっていた様だ、
今日もちょっと、やったけど、すぐ、忘れちゃった、
これを、いつも頭に入れておかないと、いけない。

正しいやりかた、要するに、いつも注意すべき事柄は、その時解っても、
いつもその事を注意していないと、忘れるもんだ。
いつでも注意して習慣になるまで。
〇 まず、ストローを押しつぶす様な気持ち。
〇 空気の出口は、いつも、小さく。
〇 唇にかける圧力は、いつも、最小限に。
〇 タンギングは、軽く
〇 いつも響く美しい音を。
1967年11月8日
ストローをつぶすようなって事は。巻き込む、
すると、歯型が、上唇に今まで以上に、つくみたい、
考えてみれば、いつだったか、クラリネットの人と、曲をやったとき、
正しいと思ってやっていた唇(アンブシュア)で音が出ないもんだから、もがいた。
あれが大分たたっているみたい。あの後、唇がまったく悪い状態になった。
1967年11月10日
全然アンブシュアが、解らない。
全く今、0の状態だ、
ストローをつぶす感じと、吹く状態、実質的には、大分違う。
その辺が、難しい、あたらしいアンブシュアに、あせらないで、すこしずつ、
なれることだな、それから、無理なフレーズは吹かない。
鳴ってる音ってのが、新しいアンブシュアですこしわかってきた。
1967年11月11日
なるべく唇(両方)の、振動範囲を、小さくする、
それと、唇の赤い部分を、出さないように、
下唇を、多く丸め込む事を、意識しなくては。
1967年11月12日(日)
下唇の裏に何かできて、どうもへんだ。響く唇がはっきりわからなくて、曲を、吹くと、
前のアンブシュアに戻ってしまう。
1967年11月13日(月)
下唇の裏は治ったけど、唇が、厚ぼったく腫上がった様な感じになって変だ。
1967年11月14日
ロングトーンの量が少なくなった。
曲を吹いてみて、音程が全然取れない。
アタックはできないし、ロングトーンとアンブシュアの関係、
何とか、なんかの先生に相談してみるかな。
1967年11月16日
練習量が、少なかったので、唇のコンンデションが、少し良くなった様だ。
1967年11月17日
又今日もあまりできなかった。
アンブシュア、上唇と下唇を、巻くって言う事と一緒に。
上唇と、下唇との、間には、ある程度の、隙間(アパチュア)がなくてはいけないようだ。
丁度マウスピースから出る空気を、くわえる感じ。
圧力をかけないで、唇だけの張力で、吹き上げるのは難しい。
でも空気が漏れない程度、の圧力、加えすぎではない、そんなものを、みつけなくては。
1967年11月18日(土)
全然解らなくなった。何がなんだかさっぱり、
考えれば考えるほど、さっぱり、
アンブシュアを見つけないうちに、ロングトーンを、やっていいのか。
ロングトーンは、絶対やらなきゃいけないもんか?アタックも、全然駄目、全く!
1967年11月19日
ビャーって言う、fで練習して、唇をならしてからでなければ、Pは、まだ出せないような気がす
 る、
だから、最初からPは無理だ、
それに最近はほとんど、ロングトーンをやってない。
ジャーマンのマウスピース、やっぱり具合が悪い、
バックの10ハーフCで、頑張ってみよう。
1967年11月20日
バックの7C(マウスピース)良いかと思って、先輩のを借りて練習してみたんだけど、10ハーフ
 Cが良いか、
7Cが良いかまだ、わからない。10ハーフCに少し慣れたせいか、幅のある音がするみたい。
でも、唇を巻き込むようになってから、ビゃーが、止まらない。
1967年11月21日
最近ミドルCばかりやっていて、ろくに、ロングトーンをやらなかった。
やっぱりそれが、いけないのかな。
そうだな、今の段階では、ミドルオクターブの練習を、毎日平均的に、やってみよう、
あまり、今の唇で、ミドルCばかり、やっていると、まずいみたい
1967年11月22日
平均に、音を出すことを、いつも、心においている、
あまり、極端な楽器の角度の変更はダメ、
今日は,珍しく、時間いっぱい練習した、(密度の濃い)
いつもは、少し休みすぎだって言う感じ。
1967年11月23日
毎日の練習に、必要な技術、要素
@ シングル、ダブル、トリプル、タンギング
A 唇の柔軟性を、作る。(リップフレキシビリティー)
B アタック
C 音階
D 音域の拡張
E むずかしいフィンガリング
F アーティキレーションの変化
 Pにしてから ビャーが、止まらない。
 ピーイー、アーウィンの、エチュードの練習だと、ブレスしない所で音が上がるので、
 気をつけないといけない、
 唇の締め方を、忘れる恐れがある。
 それと、ダイナミックスをつける時、僕の場合2小節を、ワンブレスの単位としているので、
 2回<>、<>、が有るわけだ、そこで、1回目と2回目のコントロールの問題がある。
1967年11月24日
fで吹くと、唇が渇く、pもあいかわらず、ドララーとなる。
1967年11月25日
ロングトーンの場合の音量の、コントロール、一本の棒の様に、均一になるべきだ。
音量のコントロールには、ブレスコントロールの要素が、多い、
だから、最初のうちは、無理な、ブレスはさけるべきだ。
1967年11月26日
ダイナミックスをつけるためには、テンポを遅くして、1小節ごとに、ブレスをしていくと、
比較的つけやすい。
1967年11月27日
腹筋の圧力を感じる.腹筋をきたえる運動を、毎日しなくては、いけないようだ。
1967年11月28日
リップスラーにおいて、HIGHに、吹き上げる場合の、アーチの形が、少し飲み込めてきた、
それと、吹き下げる時、アーチを、かえなくても、いいのだけれど、上げる時そのままだと、
上げにくいので、舌を落とす。
ダイナミックスをつけると、口の中が渇く。
1967年12月1日
咽喉の働き
咽喉は弁状の器官。
強く張りのある音を奏するときには、咽喉を広く開き、
柔らかく、長い音の時には、空気の流れを、適度な速度に落とさねばならないから、
咽喉は、それに必要な、だけ(この判断は、耳でなされる)閉じなければならない。
咽喉のもう一つの、大切な役目な、音えお止めるということ。
ミドル、オクターブの上半部に吹き上げるとき、音が高くなるにつれ、空気の圧力も、多く
必要になる。
唇の締めも強める、だから腹筋の発達が必要になる。
1967年12月2日
下唇の下になんかできちゃった。せんべー食べすぎか?
音を長く保てる唇をつくれ!
1967年12月3日
2分音符の、ブレスが、その前の音が上ずる。ブレスコントロールの不良か?
1967年12月4日
音が抜けるか、抜けないかは、ブレスによって,大分変る。
正しいブレスができていないのでは?
1967年12月6日
C,D,C,D,に、吹き上げる時、指を、すぐDにうつすと同時に、
空気(息)の圧力と、唇の、張力を増す。
ロングトーンで、音の終わりが、音程が上がってしまう。
1967年12月8日
リップで吹き上げる時、空気の、圧力だけじゃ無理だね。
1967年12月9日
最近練習が比較的楽しい。
1967年12月10日
そして下唇が荒れる。
1967年12月14日
6日にあったこと、音の終わりが音程が上がる原因がわからない。
上がる原因に、舌で音を止めるからかもしれない。
舌で、止めるってことは、結局舌のアーチが高くなって、音程が上がるって事にも、つながってく
 る。
音を、止めるには、まず咽喉で止める。?
ここで、問題になってくるものとして、2小節を、ワンブレスで、やる場合、
1小節、1音として、次の音に移る時は、息を止めなくてはいけないのだろうか?
◎ 舌の動きを、早くしたらいいんだな!
1967年12月16日
練習に対する、耐久力が、増したのがわかる。
1967年12月17日
クロマチック、オクターブの、上半部の音が、まだ楽に出ない。
ロングトーン不足だな。
1967年12月18日
昨日は、腹いっぱいすぎて、眠くて仕方なかった。
今日は、快調。あまり食べ過ぎるとダメだよ。
1967年12月19日
ミドルCに、音が上がると、ロングトーンの場合、音が、けいれんする、腹の関係かも?
1967年12月22日
昨日は忘年会で、ほとんど音を出せなかった。
今日は、そのせいで、音がかすれる。PPのとき特に。
1967年12月31日
1週間ぐらい前から、ほとんど、練習できず。
その間いろいろな、勉強ができた。
9人編成のバンドで、演奏の機会があったが、それで、解った事は、
今は無理に、ハイトーンを、出さないほうが良い、
それから、フィンガリングが、全然うまくいかない。

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